2009/10/29

フロントタイヤ交換準備

ぼちぼちフロントタイヤがおしまいに近いので交換の手順を準備。
幸いなことにmixiにてグッチさんが動画でやり方をはっつけてくださったのでそれを参考に。

いりそうなもの
トルクス(キャリパーを回すためにフェンダーを片側外す)
たぶんインチの六角(アクスルの押さえ外し)
車載の六角といろいろ(アクスル外し)
フロントスタンドなりジャッキ(フロントスタンドまだ買ってないのでパンタグラフ+タイヤ止め+1速等々で気をつけてやろうと思います...)
ちなみに、今はXTフェンダーなので動画のように出来ますが、Xフェンダーに変えた場合の手順はフェンダー買ってから考えます...しかしXフェンダーはブレーキホースを保持する形状なのはどうやって装着するんでしょうかね。ブレーキホース外すとか勘弁していただきたい。

手順
アクスル弛めたりアクスルのクランプとかもろもろを弛めておく
フェンダーのブレーキキャリパー側だけ外す(キャリパーを回すため)
ジャッキアップ(パンタの場合はマフラーのベルトらへんに傷つかないようになんか噛ませてあげる)
アクスル抜く(安全靴とかをタイヤと地面の間につっこみつつタイヤを持っておく)
タイヤを後ろに動かしてキャリパーからディスクを外したら、フォークを回してキャリパーを外側に押し出す
タイヤは楽勝で取れるので取る

装着は逆だが、アクスル仮止めした後でフォークを何度かストロークさせて、サスが自由に動ける位置を出してから締めるそうです。

という手順のようです。当然ながらいろいろ気をつけるところはバイクの一般的なタイヤ脱着と同じです。
しかし倒立フォークってのはああやってキャリパーが回せるもんなんですなぁ。初めての倒立なんでそんなことは全く思いつきませんでした。

2009/10/18

ビューエルの今後と対策

追記:オーナー向けの告知文が届きましたので、そこから書いていきます。

  1. 部品等々について
    やはり不安な部品ですが、他社で言えばホンダがCBR販売停止するような感じで、母屋のハーレーが残っていれば部品の供給はなんとかなるそうです。期間は10年。当然母屋が潰れたらおしまいではありますが、絶版バイクは国産でも10年落ちると部品がポロポロなくなるのでそんなもんだと思います。10年超えたらいきなり全部のストック捨てるなんてことはまずないでしょうし。
  2. 新車の保証期間など
    部品はなんとかなるので保証あるバイクは継続。ロードアシスタンスはどっちみちハーレーと共通なので継続。ただし必要最低限になるのは避けられないとは思います(ファームウェア書き換えや細かいサービスキャンペーン等がなくなるとか)。さすがにリコール関係は対応するとは思います。
  3. BRAGはそのまま存続
    母屋であるハーレーのグループであるHOGがあるので、そのまま存続するようです。
  4. 盗難保険はだめそう
    入ってる人はもちろん金券はもらえますが、肝心のビューエルの新車がなければハーレーでしか使えません。よって今後は現金で入るような盗難保険に入る必要があります。生産中止したバイクが取られるかどうかはなんとも言えませんが...
  5. メンテはディーラーが継続
    ハーレーやってるディーラーなのでうちは潰れることはないと思われるので継続してメンテできますが、ビューエルオンリーの店とかはちょっと気になるところ。
といった感じ。とりあえず10年後までに準備しておけば長い間乗れそうです。それまでになんとか不況が収まってまたビューエル系のバイクが出来ればいいんですが...

とりあえず10年どころかどうしようもなくなるまでに乗るためにそろえておきたい部品
  1. パーツマニュアルとサービスマニュアル
    今後どうなるか分からないので、最悪自分の手でなんとかするためにはこの二冊がないと話になりません。今まで欠品だらけの古い不人気国産車に乗ってきましたが、この二冊のおかげでどれだけ助かったか数えきれません。最悪HD本社が潰れてもこの二冊があれば自分でできるとも言えます。
  2. ECUSPYとECU
    用心には用心を重ね、代用できそうにないコンピュータやそれをいじる装置を持っていると安心できそうです。キャブのバイクしか乗ったこと無いのでFIの耐久性とかがよくわかりません。
  3. 純正マフラーの予備
    今後厳しくなるであろう騒音規制・排ガス規制等々で純正マフラーがないとどうしようもありません。08以前は触媒ないので社外品を改造して静かにするなりできますが、09は触媒ないと100%通らないので純正はストックしておきたいところ。10年で朽ちるとも思えませんが用心は必要でしょう。無論日頃バレなきゃいいやと社外品付けるのもいいですが、結局車検で純正無かったら09以降はまず通らんでしょう。気合いがある人は触媒もどこかから入手してマフラー作ってください...これまた排ガス規制が厳しいバイク初めてなんで実際の所はよく分かりません。
  4. 外装部品
    とっかえひっかえしたり傷をなんとかしたいってのは我慢すればいいですが、ウィンドシールドとかはさすがに我慢するわけにいかないので、社外品等々ストックしておきたいところ。とはいえそんなに潰れるものでもないとは思うので、その辺は焦らなくてもいいとは思います。社外品としてはゼログラビティや、海外の小さいメーカーのカスタムメイド品などがあります。Xだとナックルガードのポッチは是非ストックしておきたいところです。
  5. ヘッドライト
    丸目一灯にしてしまうとかなら話は変わりますが、純正で通したい!という場合はストックしておいたほうがいいと思います。Rのリコールを見るまでもなく、ライトは結構どうでもいいことで潰れることがよくありますので...最悪Rは汎用のスポットフォグが使え、S-Xは同じくらいの径の二灯なりつけれれば付くかもしれませんが分かりません。
  6. 経年劣化しそうな小物
    ネジとかベアリングはなんとでもなりますが、アクスルシャフト・ブレーキディスクあたりの融通できなそうな部品は持っておくと安心できるかもしれません。ブレーキディスクは社外でもいろいろ出てるのでそちらを買ってもいいでしょう。
  7. 流用品の情報や海外その他からの部品調達手段
    流用できるものは流用し、社外などが買えるなら買うようにすると、10年後の部品在庫が伸びるとも言えます。
  8. 事故しない
    どんな理由や原因があっても事故したら廃車確定と言えるので、今まで以上に慎重に乗るべきでしょう。
とまあ可及的速やかにそろえたい物や準備はこれくらい。これだけあれは後は流用や気合いでなんとかなると思います。ブレーキパッドやタイヤやオイルは社外品でいくらでもあるのでなくなることはまあないでしょう。

2009/10/16

ビューエル、26年の歴史に幕

久々の更新(最近全く乗ってないので...)がこんな悲しいニュースなのはアレですが、ビューエルがこの不景気の煽りを受け10月末を持って生産終了するそうです。一応在庫分の販売はあるようですが、日本仕様がどれくらいあるかとかまでは分からない(自分の割り当てである09XT1-3月分が6台という話なんでそんなもんでしょう)ですが。明日ディーラーで詳しく話を聞く予定です。

ビモータなんかも結構独創的ではありますが、実用的なバイクで独創的な構造をしているのはビューエルくらいなもんなんで、非常に惜しい話であります。

ちなみにアフターサービスはHD経由でやるそうなので、部品会社が潰れない限り(Buellは独自で部品を余り作ってない)部品の心配はまぁないと思われます。古いビューエルですら維持してるわけですし。

BMJに動画と和訳が載りました。

最近2010モデルのVersysにお熱な訳ですが、これも何かの縁(Kawasakiのバイクの縁はさっぱり無いわけですが)と思って乗っていきたいと思います。

まあどこかのお金持ちが買って復活しないとも限らない(デロリアンで有名なDMCですらよく分からない復活を遂げているくらいだし)のでまさかの復活にも期待したいところです。ペガサスからフェニックスに生まれ変わる日を来ることを信じて...